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日本は火山列島だ

日本は火山列島だ
地面が揺れない場所などないと断言してもいいと思う

阪神淡路大震災が来る前は、関西の人も北海道の人も地震はここには来ないと真面目に言ってたしみんながそう思っていた

今まで地震が来なかったからなどという、たかだか200年くらいのスパンで考え、コレぐらいでイイだろうとタカをくくる人が家を建てているからいつまでも被害が絶えることがないのだと感じる

地震学者がTVでカミングアウトしたのを見た人もいると思うが、「地震の予知など不可能です」と言っていた

もういつどこで地震が起きるかなんて何十兆円かけてもわからないことがわかっている

それでも地震の研究は国民の為に必要なので、政府の地震調査委員会は地震の発生確率を示す「全国地震動予測地図」を毎年出している

もう30年くらい前から来るぞ来るぞと東海地震、東南海地震、南海地震にさらされ最大限に危険な愛知県は地震保険もバカ高い

でも実際には、危険度がない関西、新潟、能登、東北、熊本に地震が襲う

2016年版の熊本は地震発生確率7.6%

だから住民も安心するし、業者も耐震に興味はなくなる

ここに過去最大の震度7が2回襲う

地震対策

耐震化に多大な予算がさかれ全国で耐震化が行われていますが、

新築、一戸建てや大規模リフォームする人しかなかなか改善できません。

せめてリフォームする人はお金は掛かるが瓦を軽い屋根に変えてほしい。

それだけで命が助かるなら安いものと思いましょう

地震被害の95%は瓦屋根なので、瓦じゃなかったら95%被害が無くて済みます

台風でも竜巻でも瓦が飛んだら雨漏りするし、工事はすぐに来てくれないし大変な思いをします

屋根が軽ければ、本当に揺れに強くなります。

あちこちの地震でかなり古い建物でも屋根が軽くて何ともない家を何棟も見ました

リフォームで機会があるときは、瓦おろしに予算を使って頂きたい

誰でもできる地震対策

色んな地震を視察しても殆どは1階がつぶれます

大体の場合通し柱が1階の梁の下で折れて倒壊しています

通し柱は日本建築の命みたいに思われている方もいると思いますが、

現実は通し柱が細いなら、使わない方が家は丈夫です

通し柱が使われている家が多いので、1階が倒壊します

だからこそ、

家が古いも新しいも関係ない、2階建てなら「一階で寝ちゃダメ」です。

余震もあるので絶対「一階で寝てはいけない。」

1階で寝ていると倒壊すると死にますが2階なら助かる可能性があります

プロとして

震源地が30キロ先でも直下でも
人が死なない家を建て、
人が死なない報道を願い
人が死なない行政を望む

「ます先に二階で寝ること、そしてなるべく早く瓦を下ろそう」
それだけでかなりの財産が守れ、貴重な命が救われる

もう一度言う
「まず先に二階で寝ること、そしてなるべく早く瓦を下ろそう」

百年の家projectは、
1990年からこの事を言い続けています

どんなに瓦業界関係者から嫌がらせを受けても言い続けます
だれも真実を伝えないから被害が減らないのです

それそのものが財産であり、命をまもる為の家
それが最優先事項であり、人の命以上に大事な事などないのです

「まず先に二階で寝ること、そしてなるべく早く瓦を下ろそう」
頑張ろう熊本!