今回の地震は建築基準法に大きな影響があるかもしれません。その理由は今の基準法が50~100年に一度来る大地震を前提に考えられているから。まさか誰も三日で2回来るとは思っていなかったのです。では3回来ることはないのか?4回は?ゆえに根本的に考え直さないと乗り越えられない大きな壁になったと言えます。

 

また日本は地震予知に多大な予算をかけていますが、阪神淡路以降、発表された大地震発生確率の低い場所しか起こっていません。※今回の本震が起きた布田川断層帯の発生確率は0.9%。これはもう予知は不可能とし、日本全国どこでも起きる可能性があると考えなければ、逆にリスクが高まります。

 

百年の家projectでは、大地震の度にいち早く現地視察を行い、他の報告なども参考にしながら住宅の地震リスクを最小に抑える研究をしています。

1、大地震が起きたら、その後、絶対に1階では寝ない

2、瓦は使わない。屋根瓦はなるべく早い機会に降ろす

どんな家でも絶対大丈夫はありませんが、上記2つはどんな家でも絶対。

デザインや価格よりも、家族の命と資産を守ることが優先です。

岡崎市で新築注文住宅なら百年の家

杉浦 一広