地球温暖化時代の家づくり9

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スーパー台風に要警戒!地球温暖化時代の家づくり2023

2023年は、台風2号の影響で、
通年より1週間早く梅雨入りする地区が多くなりました
そろそろ台風シーズンが到来します

この2〜3年は、
超大型と呼ばれるような風速60M級は運よく来ませんでした

が、今年はすでに気象庁が警告を出しています.
「2023年は、スーパー台風に注意」

岡崎市でライフスタイル変えるなら百年の家プロジェクト※気象庁(令和5年5月12日発表)

エルニーニョ現象が起こると、日本は「冷夏」となり、「台風は東に外れる」
これが今までの現象でしたが、

今年は、これまでとは違う、前代未聞なことが起こっているようです.

それは、ラニーニャ現象がこの4〜5年間と続き過ぎて、
通常、フィリピン沖の海水温が低下するのに、高いまま
つまり、フィリピン沖の海水温もチリ沖の海水温も
両方が高いままラニーニャ現象が起こる

このようになるのは、40年ぶり
しかし、40年前より海水温は高くなっているので、
スーパー台風がやってくる条件が揃っています.

【2023年から気象庁の線状降水帯警報が30分早くなりました】

大きな被害をもたらす、「線状降水帯」
この警報の発令が30分早くなったことで、
すぐに避難すれば間に合う可能性が高くなりました.

もしこの警報が自分の住んでいる地区に出たら、
「すぐに避難」してください
かなりの確率で発生し、あとからでは避難できません.

「今年は、どんなことになるのかわからない」
と専門家は言います

ともあれ、家は建ててしまったら、
台風が来ようと来まいと、家族の安全の為耐えぬかなければなりません

  【基本的考え方】

1、台風に強い家を建てる(耐風・浸水)
2、気象予報に合わせて準備する(台風に耐える準備とすぐに逃げられる準備)
3、警報が出たらすぐに避難する

愛知県で注文住宅なら百年の家プロジェクト台風2021

台風は中心気圧で勢力を区分します
2019年、19号の上陸時予測値は940hPa(ヘクトパスカル)
実際は955くらいで上陸したようですが、
この数値は過去に類を見ない尋常ではない大きさだったのです。
小さければ小さいほど大きな勢力をもった台風ですので、
発生時から大きさとルートを良く見て、対策が必要になるかどうかはやめの判断が必要です

台風は通常では進行方向の右側が強く左側はそれほどでもないのですが、
風速60m級になると、左側でもかなり被害が出ます

フィリピン沖で発生した台風が勢力を増しながら接近してくるには、
太平洋の水温が大きく関係します
暑い夏であればあるほど、海水温は上昇します
昨年2020年は、長梅雨で7月は1日しか晴れなかった影響で水温もそれほど上がらず
台風も大きくならなかったのではと考えます

今年の夏が猛暑が続けば、それは同時に大きな台風がやってくる可能性が高まるという意味でもあります
これから家を建てる方も、もう建てた方も、
予め台風対策は準備しておきましょう

今まで地元には来なかったとしても、
観測史上最大が続く異常事態ですので一度ちゃんと準備しておきましょう

『風速60m級の台風対策50』とは?2023完全版

地球温暖化時代の家づくり9

~風速60m級の台風対策とは?まとめ~

実際に2019年にこの目で15号の被害状況を視察した(こちら)からこそ言えるのは、
風速60Mは、これまでとは全く違うレベルの台風であること

今までは大丈夫だったのに~と、被害にあわれた皆さんがTV等で言っているが、
被害にあわなかった地域の方には、その脅威は全く伝わっていないのが現実

今までの経験で、
「あそこのボロ小屋ダイジョブかな~」と思って、
「あ、大丈夫だったわ~」で済んでいた家は、
「すべて吹き飛ばされて、バラバラになった木材・建材が隣接する家を襲います」

空中で瓦がぶつかり鋭利になり、屋根の垂木や下地材が引きちぎれて
窓ガラスを割り、ベランダや外壁に突き刺さります

家を建てる前にハザードマップ

ハザードマップ・ポータルサイトはコチラ
岡崎市で新築の注文住宅を建てるなら百年の家20210614-2

ここ数年で、ほとんどの市町村のハザードマップが出そろっていますので、
家を建てる際は必ず確認してから建てることを決めましょう

どんなに災害に強い家を建てても、洪水や土砂崩れはどうにもなりません
予め知っているからこそ準備ができるのです
知らずに建ててしまっていい事など一つもありません

土地から購入される方も
一番避けるべきは土砂崩れです
ちゃんと調べて納得してから購入することをお勧めします

家を建てる際に洪水・豪雨対策

【浸水対策】
土砂崩れが起こりそうな場所は避けたとして、
高潮、大雨による洪水の恐れがある場所とすれば、
建てる家の浸水高を知りましょう

GL(地面)から45㎝を基礎の天端とするのが一般住宅では普通です
ハウスメーカーはそれより低いメーカーもあるかもしれません

でも、多くの住宅では、なぜか下の写真のように
玄関部分は基礎をカットして床よりも低い位置につけてしまうので、
玄関の下枠の高さが浸水高になります
低い家だと、GLから10㎝くらい水が溜まったら入ってしまいます

岡崎市で新築注文住宅なら百年の家202106144

ゲリラ豪雨などで急に家の周囲に水が溜まり始めたら、
+10〜25㎝くらいで玄関からもう家の中に入ってきます
貯まりやすい地区がハザードマップに掲載されていますので、確認しましょう

百年の家プロジェクトは、スーパーバリアフリーなので
・基礎と土台の間で気密を取っていること
・玄関部の基礎はカットせずに通すこと
から浸水高は、GLから55㎝くらいになります
普通の家よりも30㎝高く水が溜まっても耐えられる仕様になります

鬼怒川の氾濫時にも、このおかげでギリギリ助かった百年の家もあります
※基礎内に水が入ったのですが、他の家とは違い
フィルター経由で入った水なので、10μでろ過されたきれいな水が少しだったので、
水が引いてから3日くらいで完全復旧したそうです
普通の家は、当然ですが、基礎内に河の水が入り込み、
水は排出できても、濡れた木材の乾燥やさらに消毒など完全復旧はかなり大変そうです

※「浸水高」と「スーパーバリアフリー」は、百年の家プロジェクトの専用造語です
ハウスメーカーさんなどに言っても何のことか知らないので、ご注意ください

家を建てる際に台風対策

【開口部対策】
TVでは、
ハイジのおんじが台風前に、窓に外から板を打ち付けて台風対策をしていました
沖縄では今も同様のことをする家もたくさんあります

もし風速60mが来たらそれ以外に開口部を守る方法はありません.

「雨戸を閉めれば大丈夫」なのは、普通の台風までです
鋼板製の軽い雨戸で、戸袋が無い仕様なら、
普通の台風でも風向きによって簡単に空高く飛んでいく事があります

ウレタンの詰まった断熱雨戸でも、名古屋市内が冠水した昔の21号の時に
はるか遠くに飛ばされたことを経験しています

これでも風速60mにははるか及ばなかったので、
60m級なら風通りのいい場所の窓を、市販の雨戸で耐えるのは無理です

窓シャッターも160㎝幅でも壊れることがありますので、
それ以上の幅ではつけても飛ばされます
シャッター類は飛ばされると被害甚大です
車庫の電動シャッターも2台一緒の幅広ではなく、
なるべく幅を狭くしておいた方が無難です

数年前、伊豆半島のホテルのレストランの大窓が割れたニュースがありましたが、
通常、強化ガラスは5ミリ厚でもバットでフルスイングしても割れませんが、
尖ったものが当たると簡単に割れます

隣の家から瓦や木や金属など何かが飛んできて、窓ガラスを割り
そこから風が入り込んで室内がぐちゃぐちゃになった瞬間に
行き場のなくなった風の圧力で屋根が飛ぶのが屋根が無くなるパターンです
2021年千葉の台風19号で屋根が飛んでいるの殆どは、このパターンか、
瓦が飛ばされてめくられたかのどちらかです

【屋根対策】
百年の家プロジェクトでは瓦の屋根をやめましょうとお伝えしています
家が台風にも地震にも弱くなり、
被害を受ける度に修復するのに時間とお金が掛かります
瓦工事業者は少ないので、被害が大きいほど、直すのに半年以上かかった挙句、
また翌年の台風で被害を受けたりします
そればかりか、隣の家に被害がでてしまったら、申し訳なさすぎます

デザイン住宅など、
複雑な屋根の形状の家がカッコいいと勘違いしている設計士さんがたくさんいます
そのほとんどの方が自分でその屋根形状をやった経験がないからやっているので、
実際にやった経験がある人は二度とやりません
なぜなら絶対に雨漏りするからです
※最近流行りの、建築家と建てる系フランチャイズの設計士さんは、
自分の設計事務所で仕事がなく、わざわざ他県に来てFCの設計してるケースが多く
もしそうなっても責任がないので、謝りに来ることはありません

屋根と屋根との間の「谷」の水浸高は、通常10~15㎝と考えていいと思いますが、
屋根形状によっては、それ以上も十分あり得ますし、
予測以上の雨が降ってしまったら浸水ラインを超え小屋裏に雨水が侵入します
谷が多くてもメンテナンスもせずにほっておけば、
落ち葉が腐葉土化して、簡単にオーバーフローします
メンテナンスの必要性も説かずに、普通と違ったデザインがいいと
複雑な屋根形状をやってみたいから提案するデザイナーさんがたくさんいますので、
家族の安全を考えたら要注意です

また最近は平屋が流行っていますが、これは風に強い家です。
上空へ行くほど風は強く吹いています
低いほど樹木や塀や車など障害物がたくさんあるので、風は強く吹くことができません

ハイジの家はめちゃめちゃ風通りのいい山の中腹の一軒家
平屋で低く構え、板を打ち付けて開口部を守る仕様
良く出来ています

A:ベランダや庭など外部の対策

1、台風で一番多い被害が「雨どい」と「雨漏り」

・落ち葉や土などが詰まって水が流れないとかなりの確率で屋根から雨漏りします

2、室内への移動と固定

・中に入れられるものはすべて家の中へ移動するのが基本

・折れそうな枝など飛びそうなものは全部飛びますので、事前に処置

・植木鉢など入れられないものは飛ばないようにしっかり縛るなど固定する

・洗濯物干しなどは風が当たらない物陰に倒して縛っておく

3、屋外設備

・洗濯機が外に置いてある場合や外部の灯油タンクは水や灯油を貯めて重くしておく

・エアコンなどの室外機は飛ばないように上にコンクリートブロックなどの重しを乗せる

・ユニット式物置は必ずアンカーを打つこと(軽くて空に舞い上がった例をたくさん知っています)

 B:車の対策

1、駐車場所

・近くの2階以上の屋内駐車場があれば避難させておくのがベスト

・隣の家との間など、風の通り道が急に狭くなる(=風速が早くなる)場所には駐車しない

・飛来物対策として、できるだけフロントガラスを建物の方へ向けて駐車する(フロントガラスは高いよ~保険で出るけどね)

・ただし!風が真横から車体の下に入るような置き方は転がるのでNG)

・ガソリンは事前に満タンにしておきましょう

2、カーポート

・アルミカーポートの屋根は飛んでいくので心の準備をする(設計上そうなっています)

・飛ばないように補強してしまうとカーポートの躯体が曲がるなど大きな被害を受けます

3、保険の確認

・「浸水」など車両保険は契約した瞬間から有効になりますので入ってない場合は検討

・浸水被害などある地区は、標準ではついていませんから特約を確認しておきましょう

C:断水・停電に備える準備(キャンプ用品が大活躍)

1、水と食料

・お風呂は水を貯めておくこと

・もしも断水になった場合にトイレなど生活水に使えます

・冷蔵庫の中身は増やさないようにする(停電対策)

・飲料水を確保する(一人1日で3L が目安)

・食料や飲料水など停電や断水でも食べられるものを確保

・IHのお宅でもカセットコンロは必ず容易しておきましょう

2、停電

・複数の懐中電灯やロウソク、ランタンなど実際に使えるかチェックしておく

・マッチやライターなど無い家庭も多いので準備

・充電可能なものはすべてフル充電する

3、その他

・大きめのゴミ袋や養生テープ、ロープ、ブルーシート等は
いろいろ使い勝手がよいので平常時に準備しておきましょう
※直前だとホームセンターから何も無くなります

 D:窓の割れと浸水対策

1、窓に「養生テープ」を貼りましょう

・窓ガラスが割れるのは、風速20m以上でモノが当たって割れるケースがほとんど

・割れても飛散しないようにあらかじめ養生テープを大きく×の字で貼りましょう

・ガムテープだと剥がすのが大変なので、ホームセンターで売っている養生テープを貼りましょう

2、風がひどくなったら窓のスキマに新聞紙やペットシーツをつめる

・引き違いサッシは下のレール部分は全部がスキマになっていますので、風速がサッシの耐風圧の限界を超えた時にはサッシの下から水が入ってきます

・風がひどくなったら下のレール部分に吸水性のあるものを詰めておくといいです

・最近のサッシは隙間が小さいものもあるので新聞紙やペット用のシーツなどが有効です

3、シャッターや雨戸、カーテンを閉める

・シャッター、雨戸は外部の飛来物防止でカーテンはガラスが割れた時の飛散防止です

・雨戸を閉めてカギを掛けた時にゆるみがあるとスキマが出来てしまい、
風が吹き込み飛んでしまう可能性がありますので、きちんと締まるように調整しましょう。
※ドライバー1本で簡単にできるはずです

・雨戸を仕舞う戸袋がある場合は、戸袋の引き出し口が大きく空いていたり、
開閉式になっているときは、風が戸袋に吹き込むと飛んでしまうことがありますので、
テープでふさいだり、開かないようにしておきましょう

・戸袋がない雨戸をつけている場合で、これまでの台風で飛んでしまったことがあるなら、逆に雨戸は使わずに縛っておいた方がいいと思います

・サッシ用のシャッターは開口が狭いものは割と強いです

4、ガラスが割れていたら事前に交換すること、割れたままはかなり弱いです
※これも直前だと絶対に来てもらえません

5、ガラスが心配な時は、ベッド脇にサンダルなど置いて寝ましょう

6,窓などの開口部は外から板を打ち付けるとかなり強力な対策になります
ただし、釘を打ち付けられる部分がないと外壁に穴を空けることになりますので、
予め釘が打てるように準備しておくことが必要です

E:実は家にあいている穴の対策(風がひどい場合)

1、マンションなどの通気口や壁に開いている24時間換気などの穴

・マンションの通気口など穴が空いている場合は、室内に雨が吹き込んで来ないように外部を養生テープで塞ぐか、室内からパテ(ホームセンターで買える粘土みたいなもの)など詰め物で塞ぎます

・24時間換気が壁に複数個ついている場合は、換気扇は止めて、雨が入ってくるようならタオルなどで詰め物しましょう

2、ベランダの排水溝

・普通は詰まっているので、必ず掃除して水が流れるかチェックしておきましょう
(ベランダは雨水が12センチ貯まると部屋の中に浸水します)

3、下水の逆流防止

・避難する場合、大雨の場合、外の水位が上がるとトイレなどの下水が逆流して噴き出す可能性がありますので、トイレや洗面、お風呂などすべての排水口にごみ袋に水を入れた重し(水のう)で蓋をしてから逃げましょう

F:その他

1、火災保険のチェック

・大きな台風の被害で最も多いのが瓦が飛んできて窓が割れること。この場合も自然災害なので火事と同様に自分の火災保険で元に戻すのが基本です。新築時にわからないまま言われた通りのプランで入ってしまい、被害にあったけど保険金が出なかった話は沢山ありますので、事前にチェックしましょう

2、飛来物

・台風の風上に劣化した小屋などあったら60mなら全部飛んでくるので脅威です。建物が古くて火災保険にも入ってなければお見舞金ももらえません、台風は毎年来ますので、この機会に事前に持ち主に連絡して対策をしてもらいましょう

・もし風上に工事現場があったら、責任者に事前に声がけしてお願いし、名刺を交換しておくと良いでしょう

・隣のゴルフ練習場が古かったら?台風対策を聞きに伺うなど、要チェックではないでしょうか?

瓦など屋根のチェックは、とても危険なのでお勧めしません。プロに任せましょう

3、大切なものはまとめておく

・もしも逃げる際にすぐ行動に移せるよう、大切なお金や金銀財宝、彼氏の写真はまとめておきましょう

非常用持ち出し袋

一度用意しておけば、大切なものだけ用意するだけでいつでも持ち出せます

【食料品】
飲料水、 乾パンやクラッカー、レトルト食品、缶詰、粉ミルク、
哺乳ビン、ナイフ、缶切り、鍋や水筒など

【医薬品】
救急医薬品、常備薬、予備の眼鏡など
防災頭巾やヘルメット、丈夫な靴、寝る前にベッドサイドにサンダルや靴

【貴重品、お金】
現金(小銭も)、預金通帳、印鑑、健康保険証、身分証明書

【衣類】
下着、タオル、寝袋、雨具など

【日用品】
懐中電灯、ラジオ、電池、軍手、ロープ、マッチやライター

使い捨てのカイロ、マスク、紙おむつ、生理用品、ティッシュなど

筆記用具、厚手のごみ袋など

H:もしも被害にあってしまったら

1、逃げるのが最優先

・窓が割れてしまうと大量の風が室内に入り、最悪の場合、屋根が飛ぶ可能性があります

・危険を感じたら、まず先に逃げましょう

2、被害の状況を残す

・落ち着いたら写真など取れる範囲でしっかり写真をとっておきましょう

3、該当する保険会社の担当者へ連絡

・被害の状態により現状保持が望ましい場合もありますので確認しましょう

4、修理、修繕の依頼

・被害により復旧の仕方が変わります

・室内が濡れた場合、濡れたものをなるべく早く外へ出し、いち早く乾かすことが必要です

・躯体も床下も同様で、早く乾かさないとカビが生えて二次被害が広がります

マイホーム計画中の人に知って欲しい

あなたが素敵な家を建て、幸せに暮らすために必要なことは

・住宅会社のチラシを集める

・どんな工務店があるのか検索する

・インスタでマイホーム建築中をフォローする

・マイホーム を建てた友達に聞く

・住宅展示場に行く

・見学会を見に行く

・予算を決める

ではありません🙅‍♀️❌

あなたが最初にしなくてはならないのは、

【暮らしに家の何が影響するのかを知ること】です

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