百年の家projectは宣伝しないことで有名です。

それは単純にお金がないからですが、
もうひとつ大事な理由があります。
それは、

ファッションならファッション雑誌
クルマならカー雑誌
一般向けに興味のある人が見たりある意味勉強したりするものはありますが、住宅はありません。
あっても季節ごとに出る住宅メーカーの宣伝でなりたってる宣伝本くらい

家を建てたい人は何で情報を得れば良いんだろう?

当事者がうちはスゴイよって言ってるだけのパンフレットをいくら集めたって、評価基準が違うんだから比べられるハズもない

また土の中や壁の中がどう変化していくのか?などは、非常にわかりにくい
外壁が汚れたり、今年の電気代が高いのは、
本当は防湿しない壁の中の壁体内結露かもしれないのに、
そろそろ塗り替えですねと塗装屋が来たり
今年の夏は暑いからだと思ったりするから、

壁の中がどんなになっていても知らずに、外壁塗装したり、もっとエアコンを節約したりする
決して住宅メーカーのせいにはならない
上手く出来ている

そしてまた数年で外壁は汚れ、家は寒くなり、冷暖房の節約を強いられ、暖房しても暖房しても寒い家が出来あがる。

更に今年からゼロエネルギーだ
防湿せずに断熱性能だけ上げたらどうなるか?
国土交通相は昔から防湿しなさいと言っているのに

あろう事か!?
調湿する断熱材の増えたこと。
そしてそれを後押しする雑誌記事

それを信じるエンドユーザー
こんな事が、果たしていつまで続くのか?

いくら地球は丸いんだと言っても
まともなモノもまともに見えないからです。

関係者各位、皆さんの責任は重大。
少しづつでも変えていこう

百年の家project、
13年目の夏もよろしくお願いします