経産省のHPによると、現在、世界はIoTによる第四次産業革命のど真ん中。
僕たちは、全てがインターネットに繋がっていく手前の世界に生きています。今までと同じように、すべての産業にこの革命の波がおよび、この革命を制したものが次の時代を制します。
第三次のパソコンから日本は負け始め、第四次もアメリカが勝ちそうな雰囲気。是非とも関係者の皆様は頑張って頂きたい所ですが、ここは家のお話。
すべてがネットに繋がるとは、電気ナシでは繋がりませんので、エネルギーは電気が有利になります。暖房にしてもエアコンは他の暖房機の2~5倍の効率、冷房に至っては他の暖房機器ではできませんから、エアコンで全部できればその方がよい。エアコンは風が嫌いとか乾燥しすぎるとか温かくないとか勘違いしている人がいますが、それは風の当たらない間取りや加湿をしていなかったり、家の断熱性能が足りないだけで、それらが出来る工務店ならエアコンで問題なく快適に出来ます。
そして電気でまかないたいものが、照明だけの時代から、電話、暖冷房、家電、給湯、調理、そして電気自動車(EV)へ。車の燃料代が電気になると電力の調達コストが毎月の家計に大きく関わることになります。
電気は、最初に掛かる設備費が全てですから、なるべく安い設備で沢山発電し、長く使うことでコストが最小になります。でもこの時に、屋根の大きさという制限があり、家族が我慢することなく快適に暮らした時の光熱電力量が高性能住宅によって最小になれば、沢山の電力をEVに回せることになり、わざわざ電力会社から高い電気を買わなくても済むことになります。電気が主力に成らざるを得ない状況で、
イギリス、中国、インドなど次々とEV化を宣言。エンジン車では日本やドイツに勝てないのでEVで自動車産業を国産化するチャンスです。
これには、CO2の削減という大義名分がついており、太陽光発電由来の電力なら一次エネルギー、CO2排出量共に最小になります。
日本は原発問題で、諸外国から足元を見られ、輸入している発電用の原油や天然ガスが毎年値上がりしていることなど、この先も電気代がどんどん値上がりすることを考えても、将来必要になる太陽光発電システムと考えれば、少しでも補助金を頂いて先に償却しておきたくなります。
全ての車がEVになる時代がくるまで、屋根の面積と発電効率、電化製品の効率化が続きます。
岡崎市で新築注文住宅なら百年の家
杉浦一広