地球温暖化時代の家づくり5
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要警戒!今年最大の台風19号!上陸か?
ラグビーワールドカップ日本代表の予選最終戦
スコットランド戦が予定されている13日の日曜日
その当日に台風19号が上陸するかもしれませんと気象庁
気象庁が発表した予測によると19号は、
先月千葉県に大きな被害をもたらせた15号よりも規模も風力も大きい
台風は中心気圧で勢力を計りますが、
先回の15号は上陸時955hPa(ヘクトパスカル)
19号の上陸時予測値は940hPa
15号でも観測史上最大の風力でしたが、今回はそのさらに上回る予測です
台風は通常では進行方向の右側が強く左側はそれほどでもないのですが、
風速60m級になると、15号の時も左側の伊豆半島の沿岸部にもかなり被害が出ていました
今日の予報円は最初の予報よりも東にずれ、
伊豆と千葉南部に上陸する予報となっております
愛知や静岡、神奈川、東京は進行方向左側にはなりますが、
右側は海の上で何も遮るものがありません
しかも太平洋の海水温は27℃もあるので勢力は衰えないとみられています
まだ5日ある。さあ60m級の台風対策しましょう
今まで地元には来なかったから、やらなくても大丈夫だったとしても、
観測史上、今まで来なかった大きさの台風が毎月来るようになっていますから、
一度ちゃんと準備しておきましょう
風速60m級の台風対策50とは?2019完全版まとめ
地球温暖化時代の家づくり5
~風速60m級の台風対策とは?まとめ~
実際にこの目で15号の被害状況を視察した(こちら)からこそ言えるのは、
これまでとは全く違うレベルの台風であること
今までは大丈夫だったのにと、被害にあわれた皆さんが言っているが、
被害にあわなかった地域には、その脅威は全く伝わっていない
今までの経験で、
あのボロ小屋ダイジョブかな~
あ、大丈夫だったわ~
で済んでいたものは「すべて飛んで隣接する家を襲います」
空中で瓦がぶつかり鋭利になり、屋根の垂木や下地材がが引きちぎれて
窓ガラスを割り、ベランダや外壁に突き刺さります
A:ベランダや庭など外部の対策
1、台風被害で一番多いのが雨どいと雨漏り
・落ち葉や土などが詰まって水が流れないとかなりの確率で屋根から雨漏りします
2、室内移動と固定
・中に入れられるものはすべて家の中へ移動するのが基本
・折れそうな枝など飛びそうなものは全部飛びますので、事前に処置
・植木鉢など入れられないものは飛ばないようにしっかり縛るなど固定する
・洗濯物干しなどは風が当たらない物陰に倒しておく
3、屋外設備
・洗濯機が外に置いてある場合や外部の灯油タンクは水や灯油を貯めて重くしておく
・エアコンなどの室外機は飛ばないように上にコンクリートブロックなどの重しを乗せる
・物置は必ずアンカーを打つこと(空だと空に舞い上がる可能性もあります)
B:車の対策
1、駐車場所
・近くの2階以上の屋内駐車場があれば避難させておくのがベスト
・隣の家との間などの風の通り道が急に狭くなる(風速が早くなる)場所には駐車しない
・飛来物対策で、できるだけフロントガラスを建物の方へ向けて駐車する(フロントガラスは高いよ~保険で出るけどね)
・ただし!風が真横から車体の下に入るような置き方は転がるのでNG)
・ガソリンは満タンにしておきましょう
2、カーポート
・アルミカーポートの屋根は飛んでいくので心の準備をする(設計上そうなっています)
・飛ばないように補強してしまうとカーポートの躯体が曲がるなど被害を受けます
3、保険の確認
・車両保険は契約した瞬間から有効になりますので入ってない場合は検討
・浸水被害などある地区は、標準ではついていませんから特約を確認しておきましょう
C:断水・停電に備える準備(キャンプ用品が大活躍)
1、水と食料
・お風呂は水を貯めておくこと
・もしも断水になった場合にトイレなど生活水に使えます
・冷蔵庫の中身は増やさないようにする
・飲料水を確保する(一人1日で3L が目安)
・食料や飲料水など停電や断水でも食べられるものを確保
・IHのお宅でもカセットコンロは必ず容易しておきましょう
2、停電
・複数の懐中電灯やロウソク、ランタンなど実際に使えるかチェックしておく
・充電可能なものはすべてフル充電する
3、その他
・大きめのゴミ袋や養生テープはいろいろ使い勝手がよいので準備しておきましょう
D:窓の割れと浸水対策
1、窓に養生テープを貼りましょう
・窓ガラスが割れるのは、風速20m以上でモノが当たって割れるケースがほとんど
・割れても飛散しないようにあらかじめ養生テープを大きく×の字で貼りましょう
・ガムテープだと剥がすのが大変なので、ホームセンターで売っている養生テープを貼りましょう
2、風がひどくなったら窓のスキマに新聞紙やペットシーツをつめる
・引き違いサッシは下のレール部分は全部がスキマになっていますので、風速がサッシの耐風圧の限界を超えた時にはサッシの下から水が入ってきます
・風がひどくなったら下のレール部分に吸水性のあるものを詰めておくといいです
・最近のサッシは隙間が小さいものもあるので新聞紙やペット用のシーツなどが有効です
3、シャッターや雨戸、カーテンを閉める
・シャッター、雨戸は外部の飛来物防止でカーテンはガラスが割れた時の飛散防止です
・雨戸を閉めてカギを掛けた時にゆるみがあるとスキマが出来てしまい風が吹き込み飛んでしまう可能性がありますので、きちんと締まるように調整しましょう。※ドライバー1本で簡単にできるはずです
・雨戸を仕舞う戸袋がある場合は、戸袋の引き出し口が大きく空いていたり、開閉式になっているときは、風が戸袋に吹き込むと飛んでしまうことがありますので、テープでふさいだり、開かないようにしておきましょう
・戸袋がない雨戸をつけている場合で、これまでの台風で飛んでしまったことがあるなら、雨戸は使わずにしまっておいた方がいいと思います
・サッシ用のシャッターは開口が狭いので割と強いです
4、ガラスが割れていたら事前に交換すること、かなり弱いです
5、ガラスが心配な時は、ベッドにサンダルなど置いて寝ましょう
E:実は家にあいている穴の対策(風がひどい場合)
1、マンションなどの通気口や壁に開いている24時間換気などの穴
・マンションの通気口など穴が空いている場合は、室内に雨が吹き込んで来ないように外部を養生テープで塞ぐか、室内からパテ(ホームセンターで買える粘土みたいなもの)など詰め物で塞ぎます
・24時間換気が壁に複数個ついている場合は、換気扇は止めて、雨が入ってくるようならタオルなどで詰め物しましょう
2、ベランダの排水溝
・普通は詰まっているので、必ず掃除して水が流れるかチェックしておきましょう
(ベランダは雨水が12センチ貯まると部屋の中に浸水します)
3、下水の逆流防止
・大雨の場合、外の水位が上がるとトイレなどの下水が噴き出す可能性がありますので、トイレや洗面、お風呂などすべての排水溝にごみ袋に水を入れた重し(水のう)で蓋をしましょう
F:その他
1、火災保険のチェック
・大きな台風の被害で最も多いのが瓦が飛んできて窓が割れること。この場合も自然災害なので火事と同様に自分の火災保険で元に戻すのが基本です。新築時にわからないまま言われた通りのプランで入ってしまい、被害にあったけど保険金が出なかった話は沢山ありますので、事前にチェックしましょう
2、飛来物
・台風の風上に劣化した小屋などあったら60mなら全部飛んでくるので脅威です。建物が古くて火災保険にも入ってなければお見舞金ももらえません、台風は毎年来ますので、この機会に事前に持ち主に連絡して対策をしてもらいましょう
・風上に工事現場があったら、責任者に事前に声がけしてお願いし、名刺を交換しておくと良いでしょう
・隣のゴルフ練習場が古かったら?台風対策を聞きに伺うなど、要チェックではないでしょうか?
・瓦など屋根のチェックは、とても危険なのでお勧めしません。プロに任せましょう
3、大切なものはまとめておく
・もしも逃げる際にすぐ行動に移せるよう、大切なお金や金銀財宝、彼氏の写真はまとめておきましょう
非常用持ち出し袋
一度用意しておけば、大切なものだけ用意するだけでいつでも持ち出せます
【食料品】
飲料水 乾パンやクラッカー、レトルト食品、缶詰、粉ミルク、
哺乳ビン、ナイフ、缶切り、鍋や水筒など
【医薬品】
救急医薬品、常備薬、予備の眼鏡など
防災頭巾やヘルメット、丈夫な靴、寝る前にベッドサイドにサンダルや靴
【貴重品、お金】
現金(小銭も)、預金通帳、印鑑、健康保険証、身分証明書
【衣類】
下着、タオル、寝袋、雨具など
【日用品】
懐中電灯、ラジオ、電池、軍手、ロープ、マッチやライター
使い捨てのカイロ、マスク、紙おむつ、生理用品、ティッシュなど
筆記用具、厚手のごみ袋など
H:もしも被害にあってしまったら
1、逃げるのが最優先
・窓が割れてしまうと大量の風が室内に入り、最悪の場合、屋根が飛ぶ可能性があります
・危険を感じたら、まず先に逃げましょう
2、被害の状況を残す
・落ち着いたら写真など取れる範囲でしっかりとっておきましょう
3、該当する保険会社の担当者へ連絡
・被害の状態により現状保持が望ましい場合もありますので確認しましょう
4、修理、修繕の依頼
・被害により復旧の仕方が変わります
・室内が濡れた場合、濡れたものをなるべく早く外へ出し、いち早く乾かすことが必要です
・躯体も床下も同様で、早く乾かさないとカビが生えて二次被害が広がります
もっと東にずれてほしいと日本中が思っていますが、こればっかりはどうにもなりません
上陸しないまでも横を通っただけで、新幹線をはじめ公共交通機関は止まるでしょうし
愛知県や静岡県の湾岸地区の農業や漁業へのダメージはかなりのものになるでしょう
早めの対策が必要です
これまでの規模とは明らかにちがう台風が上陸するという事実をふまえ、
また来年も同じような状況になることを考えて、一度きちんと台風対策をしておきましょう
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