2017年
明けましておめでとうございます

夏が暑い夏であること、
冬が寒い冬であることは
日本に四季があるからこそですね
日本に生まれ住み、良かったと思います

でも家の外じゃなくて
家の中が夏熱かったり
冬寒かったりするのはおかしなこと
自分が建てた家が寒いが為に、
毎年何万人の人達が不幸に見舞われていることか?
万が一、知らない建築家は調べて知って欲しい

やっとこの数年で、
そのおかしな話を
政府や、日本の幾ばくかの建築家や
ホンの一部のハウスメーカーが何とかしようと思い始めてくれたけれども、

現段階では、
いくら暖かい家だよとプロが言っても
室温を23度には出来てないし、
いくら省エネな家だとハウスメーカーが言っても
23度にしたら暖房費がひと月数万円も掛かる家ばかり

日本には、
健康暖房と基本的な換気を実現しながら省エネが実現出来てる家はほとんどありません。
たとえ最新のゼロエネでも、換気を止めたり、エネルギーを沢山使わないと家の中を快適に出来ない家ばかり

だから住む人は暖房するのさえもったいないと思って節約してしまうし、太陽光発電の設置に使ったお金のことは忘れて、毎月の電気代が安くなったと喜ぶような、間違った考え方が当たり前になっている

私達百年の家projectがこの状況を変えていかなければならないと思う

家の性能を飛躍的に向上し、住む人の意識を変えていく事を出来る人がやらなければならない
つまり、きちんと換気しながら家の中が23度以下にならないように暖房した方が省エネになるという知識を住む人が理解したうえで、ひと月平均8千円以下の暖房費に収まる家をもっともっと建てていく

真冬でも
きちんと換気が出来、新鮮な空気で満たされているのに、家の中はポカポカ暖かい
風呂から出た子供達は毎日お母さんから裸で逃げ回る
羽毛ぶとんは捨てたし、夏がけ布団を蹴っ飛ばして寝てる子供達をほっといても誰も風邪ひかない
外の寒さがわからないので、外気温がわかる温度計を窓に貼ってある

知らない人には言っていることが戯言に聞こえるかもしれない
しかしこれらは私達が2004年から真面目に積み上げて来た実績であり、一部のメンバーは既に出来ている事実

交通事故死がついに4千人を下回ったそうです
衝突回避システムは追突事故を60%削減できる
乗る人の安全は自動車の最低限の基本性能である

同じように住む人の健康と長寿を守るのは建築家の仕事であり、家の基本性能でなければならない

昨年、
百年の家を建てられた方々、おめでとうございます
今年も、
ますます増えて頂けます様、私達も頑張って参ります。

本年もよろしくお願い致します