※経済産業省HPより
ZEH(ゼロエネルギー住宅)誕生の流れ
ZEH(ゼロエネルギー住宅)とは、
地球温暖化問題に対し、その原因とされているCO2(二酸化炭素)の排出量を減らす目標を先進国が掲げている。
しかし日本の他部門に比べて家庭で使うエネルギーは減らすどころか、増えており、目標達成が非常に苦しい状況が続いている。
目標達成のために欧米各国は、ドイツはエネルギーパス、アメリカはエナジースターなど早くからエネルギーが少なくても快適に住める住宅の基準を設け、欧米の省エネルギー政策に追いつけと、日本は2012年の新省エネ基準を2020年に義務化することになった。
なぜZEH(ゼロエネルギー住宅)なのか?
※経済産業省HPより
さらにその家で暮らす為のエネルギーを、太陽光発電などの再生可能エネルギーで賄えば、CO2の排出は実質ゼロにできることから、使うエネルギー-発電=ゼロという、日本ではゼロエネルギー住宅を推進することが必須となった。
※ドイツでは、差し引きして発電が余る住宅を目指し、プラスエネルギーハウスと言う。
家庭からのCO2を大幅に削減するために、2016年はZEH(ゼロエネルギー住宅)元年となり
国土交通省と経産省が共に補助金を出し、ハウスメーカーも地域ビルダーも2020年の省エネルギー法義務化に向けて梶を切った。さらに2018年度は、環境省も加わって三省協働でZEH(ゼッチ)を推進している
今や住宅政策の中で一番重要な政策となった
※経済産業省HPより
同じZEH(ゼロエネルギー住宅)でも全く違う?
民主党政権下、太陽光発電へ補助金誘導するやり方に疑問視する声もあった中、2019年からその太陽光発電の買い取りも順次終わっていくこの時代に建てられているZEH(ゼッチ)は、
住宅の省エネ化はそこそこで、大きな太陽光で発電してゼロにするZEHと
住宅の省エネ化が抜群で、小さな太陽光発電でもゼロにできるZEHが存在している
結果ゼロなら同じじゃないの?と聞こえてきそうですが、
永く快適に住むために、住宅設備にはメンテンスが必要で、当たり前ですが、高価な設備を導入すればメンテナンスも交換時も高価になるが、建てる時にそこまで説明しているハウスメーカーは少ない
ユーザーには非常にわかりにくいですね~
家の寿命は長いのです。この先を考えましょう
これからさらに10年後、2030年電気自動車が当たり前になったとき、
大きな太陽光発電でも住宅で全部使ってしまうから結局、電気自動車代は電力会社から電気を買うZEHと
大きな太陽光発電を載せれば、家も車も太陽光で賄えるZEHに分かれる
この先、クルマだけでなく電気で動くものはどんどん便利になっていくでしょう
今はZEHでも住宅の光熱費だけしか考えていない人が多いですが、屋根の面積には限りがあります。
安くなった売電で儲けることよりも、車の燃費が賄えた方がガソリンと比べたら得するかもしれません
これからマイホームを建てるのなら、なるべく沢山の電気を住宅以外にまわせるように住宅性能をきちんと考えておくことをお勧めします。
百年の家projectは、すでに差し引きプラス。
超ZEH(ゼロエネルギー住宅)をお勧めします