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ヒートショック・ゼロ社会の実現を目指している百年の家プロジェクトは、
ヒートショックの危険性をもっと世の中に知ってもらおうと活動しており、
このブログは、ヒートショックについて詳しく書き留めたものです。
※動画の方が多くの資料を使って解説しております
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ヒートショック問題の始まり
2013年2月3日中日新聞の1面TOPに、
僕の記憶では初めてヒートショックの記事が掲載されました
内容は、
「65歳以上、お風呂と脱衣場、24時間以内に急死
という限られた条件下で、推定毎年1.7万人の方が死亡している」
詳しく調べていくと
地方独立法人の東京都健康長寿医療センターが行った調査で、
東日本全消防本部の81%の調査協力を得て
浴室での心肺停止状態を含む死亡例を分析し、その総数を17000人と推計した
なぜこの調査が行われたかというと、
日本では入浴中に死亡する方が欧米諸国に比べて大変多く、
その他大半が高齢者であるということ。
2000年の調査では1.4万人で、
その後、対策や予防法などについて報道が行われてきたが、
その結果はどうだったのか?の追跡調査。
その結果としての提言は、
入浴時の温熱環境を適度に保つことに留意すること
中古住宅を適切に断熱改修することの重要性が示された
この調査で分かったこと
・ヒートショックで毎年1.7万人が亡くなっている
・2000年以降13年間で3千人増えている
※2003年は品確法制定
・全年齢では約2万人と推定される
・24時間以降の死亡者数、後遺症などの人数は不明
・浴室・脱衣場以外のヒートショック死は不明
だから3000人も増えている
・提言が甘い
・脳内出血はお風呂だけでなく、トイレやリビングでも起こる
・モーニングサージもヒートショック
結論として
・寒い家に住むと血圧が上がり、脳内出血などのリスクが上がる
・その中で一番大きなリスクが入浴時なだけ
・入浴中だけの話ではない
・寒い家のせいで沢山の人が亡くなっているが報道されない
住宅業界に多くの問題点
・当時、大手ハウスメーカーを含め、今も大小関係なく大多数のビルダーがこの報道に対して無反応、無対応
・高気密高断熱住宅など「高性能住宅は温かい家」と結び付けて販売するために、
やっと最近になって、HPなどに掲載されるようになった
・多くのメーカーは高性能=省エネを訴求しているので、住人は暖房費を節約する傾向
・(事実)高性能住宅でもお風呂は寒いまま
・(過信)どんなに高性能でも暖房しないと温かくならない
・(誤解)高性能は節約するためじゃなくて、暖かく暮らすために使う
・ヒートショックを自分の責任と思う人が圧倒的に少ない
百年の家では、
「家中が温かい暮らし」は、決して贅沢ではなく、
むしろ車のエアバッグと同じように標準でついていなければならない性能
・真冬も半袖で暮らせる23℃以上で暖房する
・お風呂と脱衣場を家の中で一番温かい26℃以上にする
・毎年12月をヒートショック・ゼロ月間とする
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