ZEH(ゼロ・エネルギー住宅)

その家で暮らしたときに使うエネルギー量から屋根の上の太陽光発電などで発電したエネルギー量を引いたときにゼロ以下になる住宅のことを2016年から本格的な取り組みが始まった新しい住宅規格でゼロ・エネルギーハウスと言い、ZEHと略してゼッチと読みます。

今から太陽光発電を載せるならどのくらい載せた方が得なのか?

当時の民主党が始めた買取制度が2019年から順次終わっていくことから、太陽光発電を載せるならどのくらい載せた方が得なのか?という話題をセミナーで話したら、多くの人がうまくいくやり方がわかりました。
これを知ると太陽光発電で失敗する確率が圧倒的に下がります。

多くの人が信じている、太陽光発電はなるべく沢山載せた方が得するという理由を聞いてみると、電気代はこれからも上がっていくだろうから、昔より売電額は安くなったけど、買うよりも発電した方がトータルで得するという意見でした。でも今売電で得している人たちは今の倍の価格で買取されていましたし、これからの売電額は買う価格と同じになっていくのは諸外国をみても明らかです。日本政府は補助金を出すなど強力に押していますが、本当に大きな太陽光パネルは得するのでしょうか?

ざっくり計算

まずざっくり4人家族の年間電気使用量は6700kWhで、太陽光発電は年間1kWあたり約1,200kWh、電気代25円/1kWhなら、200万円で5.6kWh載せれば年間16万8千円分の発電をし、電気を全く買わずに25円の電気代を約12年分前払いしたことと同じです。
もし途中で電気代が2円上がったら年間1万3千円の差額分は得しますが、パネルの劣化やメンテナンス代は別なので、売電価格が下がったらそれほど儲かるとは言えない感じがします。

問題点と潜在的問題

業者によっては、わざと家族の消費電力やパネル劣化やメンテナンスを過小評価し、将来の電気の値上がりを過大に計算し、大きく得する数字を表示していることもあるので問題ですが、それよりも大きな問題は、奥様が得しようと電気使用量を下げたいがあまり、暑さ寒さをガマンする暮らしをしてしまうこと。これはやりくり上手な奥様によくあることですが、百年の家projectが常日頃お伝えしている通り、絶対に暖冷房費はケチってはいけません。もし百年の家でなくても、家族の健康を守ることが主婦にとっても家の役目としても最も大事なこと。健康より省エネが優先することなどあり得ません。

年間数千円をケチって寒くて暑く暮らせば、子供たちの免疫力が低下して病気になれば、医療費がかかり、会社を休まなければならなくなり、損失は膨大(スマートウェルネス事業から資料も出ています)です。
今までそういう暮らしをしてきてしまったのですから、この家を建てる機会に絶対にそうならないよう、暖冷房はケチらないようにしましょう。

普通の家で、家族の健康を第一に、暖冷房をふんだんに使って冬は暖かく、夏は涼しく暮らしたら6700kWhを大きく超えることになってしまい。もっと大きな太陽光発電を載せないとゼロにならなくなります。
ですので国土交通省の計算では1棟あたり7kWの太陽光発電が必要とのこと

では多くのご家族が健康で住み続けられ、さらに太陽光で得するにはどうしたらいいでしょうか?

そのカギは、涼しく温かく暮らしても電気代が安くなる家を建てること。
売電と買電が同じならコスト的に太陽光発電を載せる意味がなく、得するにはイニシャルを下げて回収を早くすることと、消費量と同じ量の発電量にしておけば、値上がり後の差額は得します。さらに小さいパネルならメンテナンスや修理、改修費用も小さくなります。
ZEH百年の家では温かく暮らした4人家族の一例として年間4500kWhという実例があります。
この家をZEHにするなら太陽光を5.6kWから3.7kWに小さく出来るので、まず最初のイニシャルコスト、太陽光発電への投資額を下げることができます。

でも、この話にはまだどんでん返しの続きがあります。慌てて損しても責任は取れませんのでご注意ください。